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こんにちは、こめです。
今回は、歌を題材とした内容#2になります。
これまで、重い話をしていたので、たまには優しい気持ちになれるような内容にしていこうと思います。
お話しする歌は、MONKEY MAJIK さんの「Together」という歌です。
この歌は、私が思春期に入って感情があちこち行くような時期に出会い、この曲を聴くととても穏やかになれたような寝るときにぴったりの曲です。
Togetherは日本語で、一緒にとかともにという意味の英語です。
曲の冒頭、
「もしこの背中に翼があったら、今すぐ君に届けたいあふれだす幸せを。そよぐ風に乗り、光輝く未来をtogetherいつまでも」
ここで、とてもやさしさにあふれるフレーズがあると思います。それは、君に届けたいあふれだす幸せを です。
ものを届けるでもなく、会いたいでもなく、連れ出したいでもなく、です。
ただただ、君が僕に何かをするとか、僕が何かを得るとかではなく、幸せだけを君に届けたい。
なぜ、このような気持ちになったかをこのあと歌われています。
昔、僕は振り返ることもなく人生を突き進むように過ごしていました。そんなさなか、”キミ”に出会います。そのときの出会いは、It's a miracle「奇跡」だと心の深い場所では感じていました。しかし、表面の感情には、振り返らず進んでいる自分が「孤独である」ことを信じたくないという思いがありました。
あれ?じゃあ、”キミ”という存在は忘れられてるの?
いいえ。これは、決して忘れているわけではなくて、振り返ることをせず(できず)、理由は何もかも早すぎて変わりすぎてです。
思春期に差し掛かるときって、周りは精神的にも身体的にもとても速いスピードで変わっていきます。そして、自分自身もたとえば新しく中学校、高校にはいって環境が、友達が、勉強がかわったりできることがとても増えていきます。
そんなときって、とてもおいていかれそうな不安に駆られるし、変化に追いつかないと、順応しないとって、あせりませんか?
僕は、とても焦って虚勢を張って、不安になっていました。
そう、このときは振り返れなかったのです。
でも、Now i've opened my heart. I can't wait to hold you in my arms. 今は、心はすでに開いていて、腕の中に抱きしめるのを待ちきれない。 っていう気持ちなんです。
つまり、めちゃくちゃその当時、優しく寄り添ってくれたこと、自分が一人じゃないと信じてくれたことを感謝しているのです。
覚えてるに決まってるじゃないですか。
このとき、自分が心を開けなかったことも、今も昔もわかってるんですよね。
この記事を読む方の中には、お子さんや教え子を持つ方、後輩を持つ方がいらっしゃると思います。
子供だから、数年だけの付き合いだから、という考えで寄り添ったり向き合ったりできてないなんてことないですかね。
何か直接的に力になることができない問題を抱えているかもしれない、どうにもならんことかもしれないですね。しかし、そんなときに近くにいるっていうことだけでも、当事者は表面には表すことができないかもしれないけど、間違いなく記憶に残るんですよね。
とても、それはそれは暖かくそよぐ風のようにまぶしい光のように心を包んでくれるものです。
僕も、当時はここまで考える想像力も知識も経験もなかったけれど、今ならなんとかこれくらいには理解できるようになりました。
今、思春期や心の余裕がない人たちにぜひ聞いてほしい。
そして、自分の周りで寄り添ってくれる人がいるならば、この歌を思い出してほしい。
光り輝く優しい風が吹いていないか一瞬でいい、振り返ってほしい。
奇跡だったんだって気づくのは、過ぎた後だから。
後悔をしている大人たち、このやさしさをそよぐ風に乗せて幸せの一部を届けてあげるようにしてほしい。心に届かなくても包んであげればいい。
そうして、優しい気持ちを持つ人が一人でも多く増えること、幸せを知らない人が一人でも多く減ることを願います。
長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
現在、MONKEY MAJIK TogetherでyoutubeにMVも出ております。
そちらもチェックいただけると幸いです。
こめ
下記、iTunesより。気になる方はどうぞ。
下記、YouTubeでのMVです。